ガルバスありがとうございました。

はじめましての方もお知り合いの方もこんにちは。

先日8月12日。

樫物語旗揚げ公演『ガールズバスケット！』

無事全8公演終演致しました。

本当にたくさんの方にご観劇いただき、嬉しい気持ちでいっぱいです。

今回の公演では、嬉しいことがたくさんありました。

観て頂いた方にたくさんTwitterをフォローしてもらえた！
初めて舞台を見て、すごく楽しかったと言ってくれた！（初めてがガルバスでよかったと言ってくれる方までいた、、！）
学生時代の友人が久々に会いに来てくれた！連絡をくれた！

などなど。

演劇がもっと世に広まればいいのに、という考えを持っている私にとって、今回初めて舞台を見てくださった方が多いというのは本当に嬉しくて。またこういうの見てみたい！とか、舞台良いなって思った！とか、そういう素敵なお言葉をたくさん耳にしました。この広い世界から見ればほんのちっぽけな一部分だけど、私にとっては大きな一歩。この世界を、そしてこの世界で生きる私を、もっとたくさんの人に知ってもらえるようにがんばります。

話がらっと変わるんですけど。

今回私が頂いた役。青海女学院3年バスケ部部長相馬瞳。彼女を演じること、実はけっこう色々な壁がありました。

青海女学院はインハイ常連のバスケ強豪校。その強豪校の部長という、絶対的強豪感。バスケ経験ほぼゼロの私にとって、けっこうなプレッシャー。紅女が弱く見えるには、相手が圧倒的に強くなきゃいけないし、バスケ未経験者の私がどこまで強さを出せるのか、正直不安でした。

でも演出のゆーすけさんに教えて頂いたり、動画見たりして練習して。幕が開けて、強豪に見えたという声を聞けて安心しました。もちろん全ての人にそう映ったかはわからないけど、少しの方には届いてくれてよかったです。

それから、自分にも他人にも厳しい性格。最初そんな彼女を理解するのにちょっと時間が必要でした。めちゃビンタするし。（笑）でも色々考えていくうちに、それも荒木田のことを買ってるからかなとか、最後の大会どうしてもインハイに行きたかった、勝ちたかったからかな(去年先輩と交わした約束とかありそう)とか、相馬自身の正義がちゃんとあるんだと気づいてからはちょっと不器用な子なんだろうなと微笑ましくなり、相馬として生きるのも楽しくなりました。(そんな彼女を分かってくれてた沢ちゃんの存在はほんとに大きかったと思う)

ただただ私の勝手な想像ですけど、脚本家さんの意図とは完全に外れてるかもだけど、相馬はきっと厳しい環境で育ってきた子だと思っていて。小学校でバスケはじめて、最初は楽しくて。でも勝てなくて悔しくて。チームメイトに「頼りにならない仲間はいらない」とか「下手くそはチームにはいれられない」とか、そういうこと言われて、家庭環境も、「出来る子じゃないとうちの子じゃない」みたいな。色んな所で厳しいこと言われて育ってきたんじゃないかなーとか勝手に考えてました。どんな子にも、描かれていないだけで今まで過ごしてきた過去があるのです。

私なりに、自分の正義をしっかり持っていた相馬を演じてきました。そんな相馬を気にしてくれた方、好きになってくれた方もいて、嬉しかったです。

相馬はバスケが好きじゃなかったと思う。いや、好きなんだけど、好きで始めたんだけど。今の彼女はきっとその気持ちを忘れていたと思うのです。でも、予選決勝で相楽に